こんにちは!ここでは、現在制作途中のスタイライズドNPR作品をいくつか紹介します。Gwain Sagaの作品は個人制作で、Space Cops 24については、プロジェクトとの関わりが少し深まる中で制作したものも載せています。
Gwain Saga
GeoExeさんが制作しているYouTubeのインディーシリーズGwain Sagaに登場するMarlowの3Dファンアートを作ることにしました。
Marlowの最近の進捗として、最初に作ったモデルを大きく作り直しました。2Dの表情を使う代わりに、口を完全にモデリングしています。これによって、将来的には口のリグやシェイプキーで滑らかな口の動きを作れるかもしれません。ただ、この変更を加えると、ほぼ球形や豆形の顔に比べてシェーディングがすっきりと出なくなります。そこで、原神などのゲームで使われている顔のシェーディング手法を試すことにしました。顔のUVに対応するSDFシャドウマスクを作り、光の角度に応じて影がどう見えるかを描いて指定できるようにしています。

変更前のモデルについても、当時いくつもテストレンダーを作っていたので、下に載せておきます。

Space Cops
WeatherWitchさんが現在開発中のインディーシリーズSpace Cops 24での制作は、3Dファンアートから始まりました。主人公のCatherineを、特に宇宙服を一式身に着けた姿で、スタイライズドキャラクターモデルとして再現しようと考えました。
モデルはまだごく初期の段階で、手さえ完全にはモデリングできていません。それでも、説得力のあるスタイライズドキャラクターにするために使えそうな手法には、思い切って踏み込んでみました。
最も複雑で、多くの手法を取り入れたのは顔です。ブーリアンによる口を使っていて、基本的にトポロジーの制約を受けず、アニメーターの好みに合わせて位置や形を変えられます。この方法では通常、トポロジーにアーティファクトが生じてシェーディングに影響しますが、トゥーンシェーダーでは目立ちにくく、法線もおそらく後で調整することになります。また、Blenderのコンポジターでも実験し、メッシュの後ろにあるモデリングした目を手前に表示することで、面白い視差の効果を出してみました。

制作途中のCatherineの3Dモデルを公開したところ、WeatherWitchさんから連絡をいただき、プロジェクトとより深く関わることができました!舞台裏ではいろいろと面白いことが進んでいましたが、ここで共有できるのは、PASA管制センターを3Dで再現した背景のテスト制作です。トゥーンシェーディングに加えてBlenderのGrease Pencilで背景に合った輪郭線を付け、動きのあるスタイライズドな雲も作りました。
